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2007.01.22 先ず曲ありき
いきなりですが
僕のピアノに対する取り組み方は
テクニック重視のアプローチではございません。
僕の場合は『こう弾きたい』という曲想を先に作ってそれに向けて近づけるように練習します。

前回は中間部を紹介しましたが
前半もたくさんお伝えできそうなのでこの際
頭の中で考えている事。すべて文字にして列記してみます。
さらに楽譜に書き込んでみました(→写真参照)
うまく伝わるか疑問ですがこれからこんな事も試行錯誤してやっていきたいと思います。(情報を発信する立場になりたい)

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20070122231647.jpg


冒頭の表記は【Tempo giusto】正確な速さで

きっちりテンポ通りにはめ込んで弾きなさいとういう意味ではなくあまりテンポを揺らし過ぎないようにという釘刺しの意味でと理解します。

【1~8小節】

強弱記号はメゾフォルテ。力強くでいいと思います。恐る恐るの出だしだとメリハリがなくなり後々強弱の対比ができなくなります。

2小節目に向けてdim.左手の和音は硬くならない。レガートぎみ。この先すべて左手はワルツを意識。
ベース音。ド♯→レ♯の順に小さくして3小節目頭のソ♯で最小。

3小節目。1小節の中でクレシェンド。ちょっとわくわくして。微笑む感じ。

4小節目。さらにわくわく。しかし3拍目で落ち着く。この四文音符はそぉっと置く感じ。
5小節目。減衰しないまま飛び込む。決して弱くならない(一拍目のみ)そこからdim.同じくベース音。ミ→ミ→ミの順で小さく。7小節目の一拍目で最小。
7~8小節目。前と同じパターンで1小節の中でクレシェンド。

【9~16小節】

9小節目。頭はっきり
10小節目。一拍目ひっそりと。11小節目に向けてクレッシェンド。
12小節目の一拍目でまた落としてそこからクレッシェンド。13小節目の一拍目しっかりガツンと頭だし。朗々と歌う感じで八分音符。14小節目から16小節目。3小節かけてdim.八分音符は弱弱しくなりすぎない。しっかり打鍵。しっかり音出す。

ここまで2フレーズ(16小節)
後の17から32小節(16小節)も同じパターンが続く。考え方は同じ。意外と同じパターンの出現で分かりやすい。

以上が細かな音符の説明でした。

あと曲を作り上げていく上で重要な要素があります。

それは間(ま)ですね。

微妙な間(ま)の取り方で曲の雰囲気はがらっと変わってきます。

いろんな人の演奏を聞いて「これはいいな!」と思ったら盗んできて自分の物にします。

特にこの曲の前半部分はさまざまな個性たっぷりの演奏が存在しますよね。

以下は僕が取り入れた間(ま)です。

★2小節目の3拍目と3小節目の1拍目の渡りを早く。3と4の渡りも早く(1~2はゆったりで3~4は急く感じ)

★4と5の渡りはほんの少し間を置く。

★8と9の渡りは間を置かない。

★16と17の渡りは大きく間を置く。

いかかがでしょうか。言葉で説明するのは容易ではないですね。

こうなったら音を聞いて比べてもらいましょう。なしとあるで。

最初に【なし】で続いて【ある】の2バージョンを弾いてみました。

→ 

違いが分かっていただけましたでしょうか。

こんな事考えながら弾いてます。考えながら弾くと楽しいですよ。どうでしょう。こんなアプローチのしかた。何か伝わればうれしいです。


注)ショパンはあまり考えすぎてねちっこい演奏になると逆効果になるかもしれません。サラッとさりげなく弾いておきながら心に響く演奏ってのが理想ですね。
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